都内在住だけどクルマを持ちたい話の通り、都内在住でクルマを所有している。
ここで少し書いたとおり、カーシェアでクルマの維持費をすべて賄うのは難しい。(マジで)
ただ、自分が乗らない間にクルマに稼いでもらうことができるカーシェアは、維持費がかかってしまうクルマを持ち続けたい場合、検討したい選択肢の1つになる。
約3年間、カーシェアをオーナーとして利用してみてわかったことや、実際にどのくらい維持費に貢献できるのかを書いてみた。
どんなクルマがカーシェアに向いているのか?
シェアする車種やブランドによって、問い合わせや申し込みの数は大きく違ってくる。
借りる側の立場で考えれば、次のような目的が多いのではないだろうか。
- いつもは乗れないクルマに乗ってみたい
- いろんな種類のクルマに乗ってみたい
- レンタカーよりも安く借りたい
- 近所に利用しやすいレンタカーがない
つまり、希少価値の高いクルマ、人気車、極端に安くシェアできるクルマの人気が高くなる。
では、そういったクルマでなければ、シェアできないか?というとそういう訳でもない。
何かしら特徴が出せる車の方が有利なのには違いないけど、飛び抜けて人気があったり、激安にする必要はない。
ちなみに、私が持っているのはHONDA CR-Zという車種で、すでに生産終了していて、発売当時は人気もあったクルマなので、クルマに興味のある人なら知っている人もいるかも知れない。
実際、このクルマに乗るのが目的で問い合わせを受けることも多いく、このクルマを購入する前は、カーシェアのことは考えてもいなかったけど、結果的に良かったと思う。
カーシェアでオーナーをすることを意識するなら、上で書いたようなことを頭に入れておいた方が良い。
問い合わせ・申し込みはどのくらい?
問い合わせは、多くて月4~5件程度で、やっぱり連休のある月などに集中する傾向にある。
申し込みの件数は、次の通り。
| 年 | 申込件数(前年比) |
| 2019年 | 22件(-) |
| 2020年 | 17件(77%) |
| 2021年 | 11件(64%) |
19年12月初旬からコロナの影響で少なくなってしまった?
収束傾向になったりすると、ボチボチ申し込みも入りはじめるので需要はまだまだある。
いちばん多い19年でも、月1.8件の申し込みということになるので、良くも悪くも、問い合わせ対応に追われるということもなく、無理せず運用できている。
ただ、クルマで出かけたいと思うタイミングは皆さん同じなようで、ひと月分の問い合わせが同じ日に重なってしまうようなこともあり、平日の仕事中にそういうタイミングが重なってしまうと、ちょっとバタつくこともある。
事故もトラブルも必ずある
この3年間で、実際にあったものを書き出してみると…
- シェア中のヘッドライトバルブの球切れ
- 車内への忘れもの(ETCカード、傘、草履、Tシャツ)
- 車内の汚れ(砂の散乱、シート汚れ、臭い)
- ドタキャン
- ドライバーの知識不足によるフォロー
- 追突事故(ドライバーのよそ見運転)
事故がやっぱりいちばんショックな出来事だった。
保険は、カーシェア用のものがあるので、そちらで対応できるものの、大事なクルマが自分ではなく他の誰かによって事故車両にされてしまうのは、精神的にもクルものがある?
ついでに、修理している間はシェアすることもできずに機会損失にもなってWパンチだ。(昭和感)
(その分は、誰も補填してくれない)
カーシェアを検討しているときに、サービス提供会社の説明会に参加してみたのだけど、他の参加者から事故の際の保証について執拗に質問が出ていた。その気持ちは本当によく理解できる。
ただ、こういった事故・トラブルは、必ずあると考えた上で、検討することをお勧めしたい。
事故以外の忘れ物や車内の汚れについても、事後の対応が面倒だったり、保険の対象ではなかったりして、時間も手間も取られることにもなるしね。
カーシェアは儲かるのか?
私の場合は、1日あたりの収入は5,000円くらいに料金設定にしているので、単純計算すると次のような収入になる。
| 年 | 年間の収入(前年比) |
| 2019年 | 110,000円(-) |
| 2020年 | 85,000円(77%) |
| 2021年 | 55,000円(64%) |
1回で2日間のシェアだったりすることもあり、その辺りは計算に入れていないので、実際はもう少し多くなるけど、めっちゃ儲かる!というものでもない。
それでも19年の水準なら年間の維持費の1/5はカバーできるのでありがたい。
高級車を比較的安く提供したり、使い古したクルマを激安で提供したり、複数台のクルマを運用したり、、、というやり方で、収入を伸ばしている人も見かけるけど、この人たちは少数派なので、一般的なクルマで儲けまで出すのは現実的ではない。
一方で、ある程度の収入になるのは間違いないので、ここまでに書いたような手間やリスクが問題にならないような人なら、カーシェアはクルマの維持費軽減の選択肢になる。
カーシェア・オーナー向けサービス
私が利用しているサービスも含めて、主要どころも紹介する。
- タイムズカー
- 駐車場をカーシェアのスペースとして提供するタイプ
- 自宅前や離れた場所に利用していいスペースがある人向け
- Anyca(エニカ)
- DeNAが運営している個人間カーシェアサービス
- 駐車場を提供することもできるし、クルマを提供することもできる
- 対応車種に限られるけど、無人での受け渡しにも対応してる
- careco(カレコ)
- 三井不動産が運営しているサービス
- 駐車場をカーシェアのスペースとして提供するタイプ
- dカーシェア
- ドコモが運営しているカーシェアサービス
- カレコやオリックスなど他社で提供されているクルマの検索・予約ができる
- オリクスカーシェア
- 駐車場をカーシェアのスペースとして提供するタイプ
- 設置する代わりにカーシェア利用の基本料金などが無料になる
- 駐車するクルマを選べる
まとめ
コロナなどの影響で先行きが見えなかったり、事故やトラブルの手間があったりするものの、3年間で25万円の収入になっているのは大きい。
クルマの維持費がかかる場所で、それでもクルマを持ち続けたい立場としては、今後も利用は継続したいと考えている。
今のところ1社のみクルマを登録しているので、他のサービスへの登録も今後は検討しようと思う。




